如月

なんとなく、春もそう遠くない…?と思う昨日今日。

気づくと、すでに弥生も近く、2月逃げる、をあわてて追いかけています。

 

写真のお雛様飾りの絵は母からもらったもので、もともと掛け軸だったものを、額装して飾っています。

この額を出すと、部屋の空気がふんわりして、弥生を感じます。

 

2月もいろいろありました。

月の初めから2週続けて演奏会があったので、バイオリンを弾いた時間は長かった…。

先週は久しぶりに演劇週。

まずは、大好きな劇団NLTの稽古場へ。

現在この劇団は3月の公演を控えています。で、そのお稽古見学でした。

演目は「ミントティー?それとも、レモン…?」。これは、フランスで大ヒットし、現在もロングラン上演中、しかも、全世界で翻訳されて、上演されている話題のお芝居です。

この劇団がこういった現代劇を翻訳上演するのはとても珍しく、とても興味深いです。
劇中劇のシーンでしたが、ちょっと変わった稽古場見学で、脚本上で起きる様々な出来事を排除して、問題なくその劇が進んだ場合、という設定の、きわめて難しい状況を想定してのお稽古でした。

演出家の指示でどんどん変わってゆく訳者の振りや声色に感心しきり。

私は、このバックステージものが大好きで、3月の本番もどんなドタバタ喜劇が繰り広げられることか、とても楽しみです。

チケット、まだ少し残っているようです。おすすめです。劇団NLT

写真は明治座です。

なんと、コロッケ芸能生活35周年記念公演へ行ってきました。

一部のお芝居に前出の劇団NLT、木村有里さんが出演していました。

さすが有里さん、舞台がきりっと引き締まる。なかなか観る機会のないコロッケのナマ物まねも本当に面白かった…。思い切り、笑いました。

そして、幕間にはお弁当。これぞ正しい明治座の観劇。

楽しかったぁ…。

そして、昨日は映画の日。午前中テレビに張り付きました。

久しぶりに、アカデミー賞の中継と家にいられる時間が合い、仕事をしながら、朝からWOWOW見ちゃいました。

レディ・ガガのサウンド・オブ・ミュージック、感激しました。

でも、Boyhood にもっと賞とってほしかったな…。

 

で、思い出したアメリカの日々。

毎年、このころ、アカデミー賞中継をテレビで見た感想を英語のクラスで話したことを。

先生がとてもおしゃれなおばあちゃまで、女優達のドレスや所作の表現の仕方や感想の伝え方など、教えていただきました。

さらに、この季節の雪降る寒いオハイオのことも思い出し、それにつけても、私の英語の先生って、テレビだな…、なんて、いろいろアメリカ生活を思い出しました。


いろいろな如月、最終週。

春はそこまで…。