ステンドグラス 作品集

ステンドグラスギャラリーへようこそ。

創作を始めた頃から現在に至るまでの個人用作品と

ご注文いただき作製したものを展示しました。

ぜひ、ご感想をお聞かせください。 

 

ご注文承っております。

         2015年 6月
         2015年 6月

 

 

以前、長い時間をかけて、小川三知のモクレンデザインで作り上げたリビングルームの扉ですが、対のもう一つも出来上がりました。
こちらも、小川三知同様、憧れのフランク・ロイド・ライトのデザインを扉のフレームに合うように調節して左右5枚ずつ合計10枚のパネルで仕上げました。

モクレン同様、あえて色ガラスは使わず、すっきりと仕上げました。

このようなパネル扉は連続柄のアレンジに適していて、とても楽しい表現ができます。

2014年7月
2014年7月

 

結婚のお祝いに、とご注文いただきました。

フランク・ロイド・ライト風にというご要望でしたので、彼がアリゾナの住宅の窓用にデザインした柄を元にアレンジしました。

オリジナルデザインはライトが南米在住時に出会った原住民インディアンの象徴的な柄から影響を受けて、デザインされたもののひとつです。

特に、この斜め線の連続柄はとうもろこしを象徴する柄からデザインされたものです。

インディアンの文化の中で、とうもろこしはその強い生命力と実なりのよさから、「繁栄」や「多産」を表現するものです。
ご結婚のお祝いに、ご両家の益々の繁栄をお祈りするのにふさわしいデザインとして、取り入れるようにしています。

今回は側面のデザインも細かく、線を出してみました。

このデザインのおかげで、ガラスが足りなくなるという思いがけない事態が発生。

速攻で、無事綺麗な線も出せました。

 

サイズ約20cm×16㎝×30㎝


2014年6月
2014年6月

蝶々のペンダントトップ、というご依頼をいただきました。

可愛い蝶々ができました。

 

羽の部分のグラデーションが綺麗に出るよう、ガラスの色取りを考えてカットしました。

 

あじさいとクローバーもリクエストいただきました。

あじさいは以前CutUpPoemとして作製したものと、デザインを少し変えました。



2014年5月
2014年5月

ご注文いただきました、ティッシュケースです。

お客様が以前お持ちでいらした、ステンドグラスのティッシュケース、先の震災で割れてしまったそうです。

その愛らしさが忘れられず、ご相談くださいました。

ピンクのケースにガラスの花があしらわれていた、という情報から、このデザインにたどり着きました。


ピンクのガラスだけでケースを作ると、少し甘すぎる感じがしたので、リボンがかかっている印象で白いガラスを使いました。

花は最初もっとシンプルな花をいくつか配置してみようかと思いましたが、これも子供っぽい印象になってしまうので、花にボリュームを持たせ、一輪だけ大きめな花姿にして、葉っぱとともあしらってみました。

葉っぱは新芽もイメージして、2色の緑色ガラスで作りました。

庭で美しく咲くばらの花を見ながらの作業はこんなデザインを思いつかせてくれました。


2014年5月
2014年5月

 

一年以上かかってしまいました。

小川三知デザインのコピー、我が家の居間を仕切るドアの白木蓮です。

 

下方の数枚はピース数も少なく、楽な作業となり、この数ヶ月で一気に仕上げました。

 

普段、ステンドグラスを作製するときには色あわせも楽しみのうちですが、今回のこのデザインにはぐっとこらえて、柄のクリアガラスと花にのみ白フロストガラスを使い、単純な色使いにしました。

結果は大成功。上品なイメージに仕上がりました。

上部6枚
上部6枚
下部4枚
下部4枚


2013年10月
2013年10月

10月、友達の結婚お祝いです。

出会いの頃からこの日を迎えるまで、2人をこっそり横から拝見。

人の縁の不思議を思うご結婚。

よかったね。

とてもうれしいです。

 

そんなお二人にランプを送りました。

電気をつけると、こんな感じです。

フュージングガラスから洩れる光が

乱反射して

とても綺麗です。

そう、こちら、家に作った玄関ランプと同じデザインです。

実はこちら予行演習でした。

おかげでプレゼントは綺麗に作れました。



2013年9月
2013年9月

一雨ごとに秋の気配が深まるこの頃、結婚式や披露宴などにも心地よい季節ですね。

 

お友達へご結婚のお祝いに・・・、と、ご注文いただきました。

ブルーのキャンドルホルダーをご依頼いただき、まさに「Something blue」、幸せを呼び込む一品になれば、と心よりお祝い申し上げます。

 

先日納品した青いバラの鏡の作製に使用した青のガラスを使いました。同系色でグラデーションにデザインし、ナゲットを数個配置することで、キャンドルの光も屈折して綺麗に輝きます。

夕暮れ時、キャンドルの明かりを灯してみました。

キャンドルを灯さないときにはただ青く見えるガラスも、光を通すと含まれている様々な色が浮かび上がります。

 

揺らめくキャンドルをいつまでも見ていたい秋の夕。

 

オーダー承ります。

 

 


               2013年8月
               2013年8月

 

4月にご注文いただき、7月には仕上がっていましたが、お客様のご都合でなかなか納品できなかった青いばらの鏡、先日ついに旅立ちました。

サイズは約60cm×42cm。

ちょっと大きいです。

途中何度かガラスの色合わせやデザイン、サイズ調整などで打ち合わせを重ね、ご本人にも気に入っていただける仕上がりになりました。

 

製作者本人もとても気に入っています。

自分でも欲しいくらい。

やはり、青色ガラスは表情豊かでガラスらしさが表れるような気がします。

 

 

4月末 デザインが決まりバラ部分のガラスを切り始める
4月末 デザインが決まりバラ部分のガラスを切り始める
5月 背景のガラスの配色を決め、カット始め
5月 背景のガラスの配色を決め、カット始め
6月初旬 配色が決まりガラスカット終了
6月初旬 配色が決まりガラスカット終了

セット終了で鏡との調整
セット終了で鏡との調整
7月 すべてセットが終わり、テープ巻き終了
7月 すべてセットが終わり、テープ巻き終了
ハンダ終了
ハンダ終了

ブラック終了
ブラック終了
ワックスして、チェーンをつけて仕上がり
ワックスして、チェーンをつけて仕上がり

 

今回は手順ごとに写真を撮ったので、デザインから仕上がりまでの3ヶ月のご紹介でした。


バラのデザイン部分。
青いバラの花言葉は「夢がかなう」「未来」。
6月の日記をご覧ください。


大好きなバラのデザインで作る鏡。
とても楽しい仕事でした。

 

皆様もご自分のお好きなデザインでお部屋に、また、

プレゼントに、ステンドグラスの鏡はいかがですか?

ご注文承ります。


2013年3月
2013年3月

最近お友達になった美味しいベーグルのお店「ぽぽぽべーぐる」のロゴがあまりにかわいく、また、とてもきれいな色の赤いガラスが手元にあったので、美味しいベーグルのお礼に、作って差し上げました。

いろいろと偶然でお話が合い、近く開催されるマルシェに参加させていただくことになりそうです。

またまた面白い地元活動。目が離せませんね。


           2013年2月
           2013年2月

小さなパネル作品を作りたくなりました。

何を作ろうかな・・・。

居間の仕切りドアにステンドグラスを入れることにしました。

 

きれいな色をたくさん使いたいところを、ぐっと我慢して、ほとんど色のついていない透明と不透明のガラスを組み合わせました。

なかなか上品な仕上がりです。

 

全部で10個のガラスがありますから、先の長い話になりそうですが、ひとつはそんなに大きくないので、大きな作品の合間に頑張って入れてゆきたいと思います。

デザインは再び小川三知の作品を参考に、扉には一列に5枚のガラスが入っていますので、形状に合わせて右の木蓮柄から組みなおしてみました。

全部入ったら、素敵だろうけれど、いつのことになるのやら・・・。

白揚社 「小川三知の世界」より
白揚社 「小川三知の世界」より


2012年12月
2012年12月

初めてフュージンググラスを使ったシーリングランプを作りました。

まずは青い部分のガラスを作ります。

様々な色のフュージング用ガラスを混ぜて工芸用オーブンで焼き上げて厚さのある色ガラスを作ります。

それを、この場合は台形に切り分け、さらに透明ガラスの上に並べ、オーブンで熱をかけます。

それを各パーツに切り分け、いつものステンドグラス製法で作品に仕上げます。

第一段階、焼きあがったフュージングガラス。

 

厚さがあるので、これをカットするには凄い力がいりました。

 

暗いところで、電気をつけると、こんな感じです。

青い色が重なった部分からこぼれる光はほんのりとやわらかく、でも、透光性はありますので、玄関の印象が変わりました。



2012年6月
2012年6月

 

最近、キャンドルホルダーが人気です。

お客様にお尋ねすると、夏の宵、夕涼みにご利用、とこと。

なかなか、風流です。

 

そして、こちら3点を含むキャンドルホルダーは表参道のハンガリー料理店、ジェルボーにて、夕方から夜にかけて、テラス席を彩らせていただいています。

ハンガリー料理もとても滋味があり美味しい、落ち着いたお店です。

ハンガリーデザートワインもお楽しみいただけます。

夏の夕涼みにお勧めです。 


                  2012年6月
                  2012年6月

メキシコで始めたフラメンコはすでに十数年になります。

そして、帰国以来お世話になっている大好きな先生へのプレゼントに作りました。

先生のクラスの名はEl Azahar。azaharはスペイン語でオレンジ(またはレモン等の柑橘系果実)の花を意味します。

 

メキシコ在住中仲良くしてた友達の家のそばにオレンジ畑があました。

だから、先生が独立されて、クラスを作ったときその名前であの景色と香りをすぐに思い出しました。

オレンジの花をデザインした、鏡です。


 

2011年11月
2011年11月

ちょっとエキゾチックなデザインの

テラリウムです。

6面体で、外側は回廊のようになっていて

小窓が2つずつあいています。

真ん中はちょうど中庭のように

なっています。


立体の成形は未だに本当に難しいです。

とくにこういった正多面体はごまかしが

きかないので・・・、

と、いいつつ、ハンダがふとーくなっている

ところもありますが・・・。

また、庭を彩るステンドグラスが仲間入りです。

 


2011年6月
2011年6月

久しぶりに、大きなパネルを作りました。

小川三知の作品からデザインをコピーしました。

自宅、階段踊り場の明かり取りにセットしました。

 

実際の飾り窓は左右両翼に

物語が広がっています。

時間がかかった作品だったので、中央の1枚のみで終わりにしようかと思いましたが、

実際セットされた様子を見ると、

やはり、挑戦しようかと・・・、思っています。

先のことになると思いますが・・・。

 

 

 

 

 

           2011年5月
           2011年5月

 

 

 

端午の節句、兜飾りです。

日本の風習から離れて久しいアメリカ在住の友達に作った物です。

初めてのお子さんの初節句でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           2010年8月
           2010年8月

額を作ってみました。

はなぶさ日本屋で扱って

いる二葉苑の反物の

端布があまりに美しく、

 額に入れたいと

思いました。すると、

適当な大きさの額が

なく、かといって、

布を切ってしまうのも

もったいないので、

布の大きさに合わせて、

作りました。

額の縁にも、二葉苑の布を一部使いました。

 

 

 

 

 

                2010年5月
                2010年5月

 

 

駒込にあるカフェ、J'z Cafe のイメージパネル。

 

店のロゴを入れ込み、ジャズが流れるカフェの雰囲気をステンドグラスで表現しました。

 

店内のライティングと日中の自然光でバランス良く光を透過します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           2010年3月
           2010年3月

大好きな緒方修一先生の展覧会へ行き、いろいろな作品を拝見し、

感動し、先生の作品の販売もしていたので、

箸置きを2セット購入しました。

箸置きとして使うのもとても魅力的だけれど、

なにか、できないかと思い、このキャンドルホルダーを制作しました。

透明な部分と色を使った部分の混ざり合ったところがとてもきれいで、

キャンドルに火を灯すと、ゆれる炎が幻想的です。

 

 

 

 

 

2009年9月
2009年9月

前作のフランク・ロイド・ライトのデザインが

すっかり

気に入ってしまい、

パネルを制作しました。

西側の明かり取り窓に

入れたので、

夕日が入ると

とてもきれいです。

特に冬の、

夕方が見頃です。

 

 

 


 

 

少し大物に挑戦。

あこがれのフランク・ロイド・ライトのデザインコピーです。

アメリカ在住中にNYメトロポリタン美術館で移築された建造物を見て、

ライトの建築物に興味を持ち、シカゴまでその建物を見に行きました。

重厚な建造物の中には、繊細な計算された細やかな工夫が満載で、

とても心ひかれました。

何にひかれるのだろう?と思いました。

いろいろとライトの作品を見ているうちに、彼が日本の美術に影響されて自分の作品に投影させていることを知りました。

きっと、それが、日本人である私の心を叩いたのでしょう。

イリノイ州の邸宅に納められているステンドグラスのデザインを

アレンジしたスタンドです。

 

2009年5月
2009年5月

直線のカットと合わせが

とても難しかったことを

憶えています。

電気をつけるとこのような

優しい光が現れます。

 

 

           2011年6月
           2011年6月

後日制作した、同じ種類のガラスを使った、ティッシュ・ケース。

お揃いで使っていただいています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2008年9月
2008年9月

メキシコ在住中にたくさん集めたタラベラ焼きのタイルとの

合体ステンドグラス。

玄関の明かり取りにセット

しました。

住所の数字は既成の、

(といっても手焼きですが)

タイルですが、名前入りの物は窯元にオーダーした物で、

思い入れもあり、

どのように使おうかと

思案していたので、

できあがりに満足しています。

このように、限りはありますが、

タラベラ焼きなどの陶器などのとの組み合わせもできるところも

魅力的なところです。

 

 

 

 

 

 

2007年12月
2007年12月

基礎クラスが終わって最初に何を作ろうか、

あまりにワクワクしすぎてどうして良いのかわからないぐらいでした。

ちょうど、クリスマスの前・・・、というか、

今から始めたらちょうどクリスマスによいかしら?

と思う頃に始めました。

結局、出来上がったのはその年の年末でしたが・・・。


「クリスマスの12月」という欧米のフォークソングを

題材に、既成の型紙を使って制作しました。

ガラスは自分で選択しました。

真ん中のピンク色のハート型ガラスはアンティーク。

何ともいえず、不思議な深い色をしています。


アメリカ在住の頃、クリスマスにはこの曲があちらこちらで流れ、

この歌詞内容の絵本や飾りもたくさん出回っていて、

クリスマス文化を改めて実感しました。

その感覚は今でも思い出として残っています。

 

 

 

 

 

 

基礎クラスの最後の作品は

葡萄柄のスタンドです。

カットが細かくなり、成形が

とても難しかったことを憶えています。

地の青いガラスと葡萄柄の

コントラストが美しく、

明かりを灯すことが楽しみです。

 

この作品を最後に基礎クラスはおわり。

次はいよいよ何を作ろうか?

と思案していました。

そして・・・。

 

 

 

    反対側には紫色の葡萄です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ランプ2作目は6角形。

ガラスは半透明のピンクです。

斜面のハンダ付けが難しく、

手こずりました。

 

 

 

        後に同じガラスで作った

        小さなキャンドルホルダー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立体形の2作目はオウム柄のテラリウムです。

庭に置くことを考えて、あまり自然にない色を

選びました。

ブルーなら草色が多い庭の中でも埋没することなく、飾れると思いました。

今はサボテンの小さな鉢のテラになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3作目にして、初の立体。

そして、ステンドグラスといえば、

ランプ。

とてもうれしかったです。

カット自体は直線でシンプル

でしたが、やはり、

立体のハンダ付けがとても

難しかったことを憶えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2作目。

続いてシンプルな

平面デザインですが、

カットは曲線。

 

やはり、ガラスの色は

自分で選びました。

今も、毎日見られるところに

飾ってあります。

 

 

 

 

 

2006年11月に制作した、初めての

ステンドグラスです。

直線だけのシンプルなデザインで、

基礎クラスのはじめの一歩です。

 

配色は自分で決めました。

ちょうど、クリスマス近かったので、

ツリーをイメージしました。

これが、ステンドグラス生活の入り口になった記念すべき第一作目です。