満開さくら と 江戸っ子週末

ギャラリーはなぶさでは一足早く、さくら満開です。

ご好評につき、追加でさくらペンダントを作製しました。

さくらの季節に、また、海外へのお土産などに、ご利用ください。

浅草六華庵にて展示販売中です。2500円~。

さて、心地の良いこの週末。皆様いかがお過ごしでしたでしょう?

こちらは江戸っ子週末でした。

まずは、原宿の太田美術館で開催中の「江戸っ子味めぐり」展覧会。

江戸時代の食文化を浮世絵の中から、料理献立や屋台、食材などを紹介しています。

寿司、てんぷら、伊達巻、お餅、うなぎ、初鰹、西瓜…などなど、その細部まで描かれていて、また、現在の姿とほとんど変わらず、私達の食生活の源といわれている江戸時代の食事事情が良くわかる、興味深い展覧会でした。

高田郁や和田はつこなどの江戸もの料理小説が大好きですので、その文章を実際に目の前に見せられたようで、うれしくて丁寧に見学しました。

で、遅めのランチはお蕎麦でしょ…、ということで、すぐそばの松原庵欅にて、天ぷらそばに舌鼓。

展覧会を観たおかげでなんとなく江戸から現在に続く味にしみじみしました。

 

さらにその後も江戸情緒堪能。浅草演芸ホールにて落語です。

ここでも昼間観た展覧会のおかげで生き生きとした江戸生活を思い浮かべることができました。

珍しく「菜刀息子」を聴くことができました。

この落語では、途中時間の流れを江戸街中の物売りの声で表します。

小南冶の噺も本当に心情豊かで技術を見せられた一席でした。

さらに次の日も落語。

久しぶりに立川流です。ぜん馬の「ねずみ」、吉幸の「時そば」、談幸の「浮世床」など久しぶりに立川流を楽しみました。

広小路亭だったので、帰りに湯島天神にお参りがてら、梅の名残を見に行きました。

梅はちらほら咲いていて、香りも漂っていましたが、もうほとんど終わっていました。

その代わり、奉納絵馬は花盛り。さすが学問の神様菅原道真のお守りの下、受験生達の切なる願いが納められた絵馬とともに、すでにお礼の奉納もされていていました。

遠い昔、受験前に友達と絵馬を奉納に来た日を思い出し、またまたこちらも長年続く習慣に胸熱くなりました。

そして、今日は柏市内のショッピングモールにてチャリティコンサートのお手伝いでバイオリンを弾いてきました。

今回は先の東日本大震災による福島の原発事故により、いまだに避難生活を余儀なくされている子供達や若者たちのための支援活動が目的でした。

一人ではできないことでも、オーケストラのメンバーと一緒にやれば何か形になる、と、小さな行動ですが、参加できてよかったと思っています。

お声をかけてくださった方やご一緒させていただいた皆様、ありがとうございました。

 

と、そんな、週末でした。

今週も生き生き張り切って、楽しみましょう。