江戸の芝居小屋 新大久保デビュー          そして、オーレ・オーレ

都内では、ソメイヨシノが5分咲きとか8分咲き・・・、と聞き、あわてて今年のお花見第一弾で、昨日清水公園へ行きました。

すると、やはり千葉県北西部ではまだまだ温度が足りないのか、ソメイヨシノは2分咲きぐらいで少し寒そうに花をつけていました。

でも、枝垂ざくらは5分咲き強というところでしょうか。

 

清水公園は今週末からさくら祭りですが、来週はもう満開のことでしょうし、14日までといっても、そのころはもう葉桜かしら?

このごろは風が強いので、夕べから今朝にかけての強風などで、膨らんだつぼみに傷がつくのではないかと心配です。

人間社会で何があっても、自然は確実に自身の時計で目を覚まし、居るべき時にちゃんとそこにいます。

我が家の庭でもレンギョウは満開、クロッカスはぷっくりと花をつけ、もくれんも咲き、先日選定したバラ達もすでに元気に芽吹いています。

その可憐なけなげさと力強さは、確実に自然の営みの中に組み込まれている、大きな力を思い起こさせてくれます。

自然の営みの循環から離れてゆくように見える私たち。大丈夫か?


そんな陽気に誘われて、今週もお出かけです。

まずは、サントリー美術館、「歌舞伎・江戸の芝居小屋」展。

江戸時代から残されている美術品から、現在に至る日本の代表文化の一つ「歌舞伎」の世界を紐解きます。

錦絵の役者絵などは役者の人気ぶりを、屏風は街中にある芝居小屋の様子を、また、歌舞伎小屋の変遷と舞台や楽屋の様子などは詳細な錦絵で物語られ、一歌舞伎愛好家として、本当に心踊る展覧会でした。

今、目にしている舞台はこれらの日々を累々と積み上げられてできたもので、演じる側も観る側も本質的に変わらないものなのだな、とうれしく思いました。

また、最後には隈研吾氏の設計による新しい歌舞伎座の紹介もありました。

この展覧会を観て、先の歌舞伎座が閉まる時の寂しい気持ちを覚えてはいるものの、新しくなることは成長で、季節のように巡るものであり、さらにはその瞬間に立ち会えているという幸運を新たに感じました。

四月、新しい歌舞伎座の新しいいすに座り、「勧進帳」にまた涙するであろうことを、楽しみにしています。

 

この日はこのあと、なんと、新大久保デビュー。

いやー、びっくり。テレビなどでは見ていましたが、韓国になっていました。

行った事がないので、ホントの韓国の雰囲気とどれほど近いのか良くわかりませんが・・・。

テレビや映画でよく観る、「やかんでマッコリ」でいっぱい飲んで、辛くて美味しくて楽しい宴会でした。

スーパーマーケットとか面白そうで、また行ってみようと思います。

 

そして、次の日は神保町「オーレ・オーレ」にてフラメンコ・ライブ。

前から気になっていたライブハウスで、神保町勤務の古い友達を誘って久しぶりの先生のライブでした。

食事も美味しくて、友達のアメリカ旅行話や昔話など、話は尽きず、こちらも楽しい夜でした。

やっぱり楽しいな。フラメンコ。ガンバロっと、と、思った夜。

 

先月末から放出気味の日々でしたので(と一応いい訳)、まだまだ充電の春は続きます。

 

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コメント: 2
  • #1

    おかめ (金曜日, 22 3月 2013 17:43)

    清水公演…って書いてあるから、ドサまわりの巡業にでも出たのかと思っちゃいました。

  • #2

    はなぶさ日本屋 (土曜日, 23 3月 2013 00:39)

    そうなんだよ…、家族ドサ回りでさ…、
    ウソです。直しときました。
    ありがとう。