今年の我が家のクリスマスツリーです。
毎年、どんな飾りにしようかと、悩むのですが、クリスマス飾りがしまってある箱を見て、今年は久しぶりにメキシコで手に入れた飾りを使おう、と決め、この飾りになりました。
メキシコでの生活ではいろいろなことを学びました。
特に中南米の、生活と密接した美術には、初めて触れたものばかりで、本当に心惹かれ、陶器や布物など、夢中で買い集め膨大なコレクションとして、持ち帰りました。
そのコレクションの中でも、クリスマスの装飾品の占める量は決して少なくはありません。
もともとクリスマス大好きですので、海外生活以前から毎年少しずつ気に入ったものを買っていましたし、さらには、母が飾っていた飾りも今は我が家に来ていますので、メキシコからの物も含め、たくさんの飾りの中から、毎年どんな飾りをするかは、楽しい悩みの一つです。
このボールはメキシコのタラベラ焼きという焼き物で作られたボールです。グラスボールならぬ、セラミックボール。
また、このピニャータというメキシコのお祝いに使う飾り物をかたどったものや、上の写真のリースも焼き物です。
これらはメキシコ南部、メキシコシティそばのプエブラに旅行した時、老舗窯元のURIARTEで購入したものです。
ちょうどクリスマスのころでした。
可愛いクリスマス飾りがたくさんあって、「ここからここまで全部ください」と、言いそうになるのをぐっとこらえて、厳選したクリスマスオーナメントです。
メキシコはカソリックの国ですので、クリスマスも厳粛に過ごします。
必ず、キリスト生誕時の様子をかたどった人形飾りナシミエント(Nacimiento)を飾ります。
今年はそれもいろいろ出してみました。
と、コレクションの一部でした。
そして、私のコレクションの原点はこちら。
幼稚園の時、バサーで買ってもらったものです。
それ以来、クリスマスの度に挨拶をし、結婚してからは母のもとで会い、母亡き後再び手元で愛でているものです。半世紀以上ということ。
毎年、クリスマスが来るたびにいろいろなことを思い出す、飾りです。
日曜日には一足早く、家族で集まりクリスマスパーティ。
今年も皆で健康で集まれる幸せをかみしめながら、楽しい時間を過ごしました。
姪っ子の婚約者、という新しいメンバーも加わり、にぎやかになりました。姪も甥も健やかに成長し、頼もしい限りです。
ケーキは久しぶりに生クリームにフルーツたっぷりのフレッシュケーキ。美味しかったぁ!
明日はクリスマスイブ。
皆様もどうぞ素敵なあたたかいクリスマスをお過ごしください。
Very Merry Christmas!
先週末、土曜日にはいつもオーケストラで一緒のメンバーで、弦楽アンサンブルを楽しみました。
別に目標があるわけでもないのですが、とりあえず、通してみようよ、と。
ドボルザーク、チャイコフスキー、エルガー、の弦楽セレナード、いわゆる3大弦楽セレナードってやつですね。
それから、メンバーの一人のお嬢さんをソリストに迎え、コレルリのクリスマスコンチェルト、と、盛りだくさん。
純粋に弾き、合わせることを楽しんだ午後でした。面白かったです。
忘年会も美味しく、これで年内弾き収め。
長いバイオリン人生、こんなに本番続きの秋は多分初めてでした。この日記をサボるほどですから…。
10月、前回日記の福島演奏会の後には荒川区内の小学校訪問演奏会がありました。
いつものことながら、小学生のみんなから元気をもらうような、気持ちの良い訪問演奏でした。
その次の週には、アンサンブル荒川のメンバーと一緒に、アンサンブル大会「弦の夕べ」。
久しぶりのカルテットでした。たくさん練習もしたし、勉強になりました。
プルート数のある合奏と違った緊張感とそれに伴う楽しさは格別です。
また、他の団体もみなそれぞれ個性があり、とくに合唱で参加のグループは選曲のセンスやプログラム構成など、とても印象的でした。
11月に入ってすぐ、文化の日にはパイオニア合唱団との演奏会でモーツアルトのレクイエム。
20年前の同じ日に同じ東京芸術劇場にて同じレクイエムを演奏しました。あれから20年という月日が経ち、皆それぞれの人生を歩みつつ、一緒に音楽を育んできたパイオニア合唱団との最後の演奏会でした。
音楽を楽しむことは、自分がしなくてはならない練習やそれに伴う苦痛はあるけれど、余りある喜びがあるということ、でもそれは、一人では体現できず、人との出会いが大前提、そんなことを改めて考えた日でした。
次の週には野田の文化祭。こちらは野田市内の中学校にあるオーケストラのメンバーとの合同で、「マイスタージンガー前奏曲」と「トランペット吹きの休日」の2曲のプログラムでしたが、長く住んでいる地元の文化祭に出演するのは初めてで、中学生との共演も楽しかったです。
勤労感謝の日にはANAのオーケストラ第一回定期演奏会にお手伝いで参加。
本番は同じプルートで弦楽器トレーナーの先生と弾かせていただくという、得難い経験をさせていただきました。おかげで、心おきなく弾くことでき、皆ものびのびと良い演奏会でした。
打ち上げのイタリアン、美味しかったぁ!!さすがANA。
練習時も含め、新しいオーケストラの強く新鮮な力に触れ、懐かしく思いました。
月末にはアンサンブル荒川の練習でお世話になっている荒木田ふれあい館のふれあいコンサート。地元の方にお越しいただき、日頃の恩返し。
さあ、そして、12月。
まずは、フラメンコの発表会。
頑張りました。実は前回の発表会の時、自分の出来に少々納得がいっていたなかった私は、直後から、今回発表会に向けて自分の中に踊りを入れてゆけるよう、練習も頑張りました。
メキシコ在住時に始めたフラメンコも13年ぐらいになりますが、本当にやっとちょっと何かが見えたか…な?
最後に間違えてしまったりもしたのですが、音楽がシーンと体に入ってきて、ちゃんと歌詞も聞こえてきて、気持ちよく動けました。
ますます楽しくなるフラメンコです。
その週には毎年恒例となった荒川区内の幼稚園の訪問演奏会でした。幼稚園児と共演もしました。
子供の好奇心と体の中から自然発生的に湧き上がる音楽感に感動でした。
子供たちが作ったこんなクリスマスプレゼントもいただきました。
そして先週、野田市民室内管弦楽団のふれあいコンサートでした。去年のこのコンサートを聴きに行き、今年は弾く側の人になっていたわけで、これもまたご縁です。
新しく出会った曲もたくさんで、特に「オーケストラストーリーズ・となりのトトロ」は難しかったけれど、とても面白かったです。アメリカにいるとき参加していたアマチュアオーケストラでもやったことのある「クリスマスフェスティバル」も久しぶりにとても楽しく、素敵なクリスマスコンサートになりました。
と、こんなお祭りの2か月でした。
ちょっと忙しかったけれど、楽しくいろいろなことを考え、学んだ芸術の日々でした。
そして、今週はもうクリスマス。
仕事もしてますよ。
この秋は受注の仕事が多かったので、ギャラリーへの作品更新は少ないですが、写真は今年のクリスマスペンダントです、って、もうクリスマス本番ですが…。
もし、ぎりぎりでこれからプレゼント準備!という方、ギャラリーに残りわずかですが、在庫がありますので、ご連絡ください。
みなさま、素敵なクリスマスを!
先週土曜日に、所属オーケストライベントで福島市へ訪問演奏へ行きました。
美しい美しい秋空のもと、楽しい時間を過ごしました。
朝、本隊は荒川区役所から出発でしたが、私たちは8時に地元を出発して、現地集合。
約3時間半のドライブ。
こんな小さな国でも、ドライブ途中、季節の景色と温度が少しずつ変わってゆくのが面白かったです。
すでに、おおよそ稲刈りが終わっている野田周辺ですが、北へ向かうにつれて、黄金に光る稲穂いっぱいの田んぼが増えて、お日様に照らされて、キラキラと美しかったです。
会場は四季の里。
秋祭りのステージイベントに、荒川区のボランティア団体に認定されている、私達アンサンブル荒川をお招きいただきました。
荒川区と福島市は姉妹都市となっていますが、その歴史は古く、戦時中、荒川区の学童疎開の疎開先であったことがきっかけで、疎開50周年を迎えた平成6年に交流が始まりました(荒川区公式サイトより)。
広い会場全体がお祭り気分最高で、たくさんの出店があり、家族連れでにぎわう和やかな雰囲気でした。
都合がなかなか合わず、参加できない団員も多く、エキストラの方にも参加していただきました。
おかげさまで、とても暖かい本番を迎えることができました。
お客様もたくさん。
演奏に合わせて拍手をしたり、声を合わせて歌ってくれたり、アンコール!やブラボー!もいただき、準備中、心配していたことも吹き飛びました。
ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。
福島県は果物の産地、一番は桃だそうですが、旬は過ぎ、今は写真の巨峰。
バスで移動の本隊より少し早目に着いた私たちは、準備していただいたお弁当の横に鎮座している大粒のきれいな巨峰を発見!!
みんな、早く来ないかなー…、と、ガンマのうちに撮影。皆が着いてからいただきました。もちろん、瑞々しくて、美味しかったですよ。
さらに、演奏終了後、楽しんだお祭りでは、なんと、柿ジュース発見。
柿好きの人には無視はできません。柿の美味しさがぎゅっと詰まったジュースは秋の味。
お土産に買ってきた梨も果汁たっぷり、甘いだけじゃない梨のうまみに大満足。
紅葉もぼつぼつ始まっていました。
きれいにデザインされた花壇。ミニチュア風に写真を撮ってみました。
帰りの高速道路の夕日がきれいでした。
この歳になり、楽器を弾き続けてきた楽しさを何かで伝えたい、と思い、このオーケストラに参加しています。
自己満足の範囲かとは思いますが、一人ではできない、ことも、みんなで発信できる、楽しさを改めて感じました。
お土産もいっぱい。
帰ってきても福島を楽しんでいます。
さて、次は10月後半、アンサンブル大会。
練習頑張ろうっと!
よろしかったら、聴きにいらしてください。
びっくりです。
毎年ありがちな、「え、あと今年3か月ですか?」ってやつです。
暑かった夏から、一気に寒いぐらいの秋気配。
そして、たくさん雨も降って、やっと、きれいな秋空に会えた9月末日。
8月のイベント参加のため、時間をいただいていた受注の納品も終わり、一息ついている秋です。気づけば、9月は全く日記を更新しておらず、9月にあったことを振り返ってみました。
9月メインイベントは「野田の秋刀魚祭り」。
毎年恒例になっている秋刀魚尽くしの宴会。
今年は例年に比べて少し早目の開催で、何となく秋刀魚たちも細身でしたが、ちゃんと50尾揃いました。
秋刀魚のアヒージョ
すり身揚げ団子
秋刀魚のペペロンチーノ
50尾のうち、半分を塩焼きにして、もう半分はいろいろお料理してみました。
秋刀魚のアヒージョ
秋刀魚のワタあえ
秋刀魚梅酒煮
秋刀魚すり身蕎麦つなぎあげ団子
秋刀魚のペペロンチーノ・・・・・
定番秋刀魚料理に加え、いろいろ開発しました。
ただ、美味しい塩をさっと振って、炭火で焼いた秋刀魚の美味しさは、秋そのもの。
本当においしく、どんなお酒にもよく合う王者です。
50尾、きれいに12人のお腹に収まりました。
あー、日本の秋、来たー!
来年もまたみんなで楽しみましょう。
その前には、久しぶりのメンバーで、社会見学&飲み会。
思い出のMarch e-cute万世橋は藤巻百貨店の期間限定リアル店舗。うーむ、さすがの品揃え。
興味深いデザインや、伝統工芸技術の粋を集めた、展示即売会でした。
気になるものがいっぱいありましたが、やはり、ガラス、江戸切子は美しく目を引きました。
で、みんな、お気に入りを買った後は、塩辛屋さんで飲み会。塩辛美味しい…!秋刀魚の塩辛やられたぁ!
月末には江戸アートエクスポのイベントに参加しました。
ツドエド企画の講座は「浮世絵のいろはと錦絵に見る江戸の美意識」。
錦絵誕生から250年のこの年の浮世絵のお話は、江戸の人々が身の回りの自然や日々の暮らしの中から、見たり感じたりしたものをたいそう大切にしていたことや、その時代の技術を高める競争心から芸術性は磨かれ、引き継がれ、今、私が見られていること…、など、すごいことだなーと、改めて思いました。
大きな歴史の中で考えれば、数百年はほんの少しの時間だけれど、そのDNAは私にも確実につながっていて、カッコいいなー、美しいなー、と思えることが幸せでした。来週もまた、イベントに参加予定。楽しみです。
そして、これから年末にかけて、オンステージの日々です。
オーケストラの演奏会が続き、フラメンコの舞台へと年末までとばします。
週末は早速、福島へ演奏旅行です。行ってきまーす!
すでに、8月も下旬となり、あんなに暑かったこの夏にもひっそりと秋の気配がちらほらと…。
あと10日を残すのみの夏休み。
ちょっと、さみしいですね。
8月7日から10日までは、浅草ブレーメンハウスにて、第2回core zo Japanが開催されました。
多くのお客様にお越しいただき、心より御礼申し上げます。
新たに次の目標に向って精進する所存でございます。今後ともよろしくお願いいたします。
暑い暑い真夏の展示会でしたが、ワークショップもいろいろあって、4日間私も楽しくお店に通いました。
出展作品はギャラリーはなぶさにて詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
ギャラリーはなぶさは夏を涼やかに彩る、青色とクリアのガラスを中心にいろいろ作製しました。
企画が整い、展示会までのほぼ一か月、本当にお籠り生活でした。
毎日、工房でいろいろ試したり、組み立てたり…、その間もキルンはずっと作動中ですので、外の暑さと相まって、本当に汗びっしょりの作業様子でした。
50℃まで測れる温度計はただ静かに「HI」とだけ表示されてた日もありました。
そんなわけで、この夏、私の印象は「青色の夏」。
青いガラスをこんなに多く毎日見続けたことはなかったような…。
思い出になりそうです。
先週末は毎年恒例の夏宴会。
今年はすっかり我が家で流行ってしまった生素麺をいただく会。もちろんビールもね。
胡桃ダレや肉みそなどでそうめんを楽しみ、友達と過ごす夏のひと時を楽しみました。
浴衣ナイトも涼やかで華やか。
そして夕べは我が家の一大イベント、二人の誕生日会でした。
誕生日が一日違いで、毎年一緒にお互いをお祝いしあうのですが、今年は特別。
家人はとうとう暦を一回りしました。
大好きな言葉があります。それは、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブの95歳で亡くなった、コンパイ・セグンドの言葉で、「人生60歳まではリハーサル」。
うーん、さすが95歳まで現役で歌っていた彼の言葉は説得力があります。
前は、あまりピンとこなかった響きですが、先日改めてこの言葉を聞いて、なんだかわかったような…。私さながらゲネプロ状態かしら?
彼はいよいよステリハ、本番ですかね…。
そんなことを話しながら、寿司をつまんだ宵でした。
青色の夏の終わりに、また、新しい歳を大切に過ごしてゆこうと思いました。