メキシコ4日目。
今日はバロックミュージックフェスティバルのオープニング・プレイベントとして、遠足コンサートです。
サンミゲルから車で2時間ほど走り、ミチョアカン州境近くまで行きました。
Celayaという街の近く、Yuriuriaというところへ行きました。
ここには16世紀にメキシコで初めて建てられたSan Augstino de San Pablo男子修道院跡があります。
ご覧のように立派なゴシック作りの修道院です。
当時の修道士達の生活を垣間見られるような宿舎跡などを見学して、メキシコにおけるスペインカトリックと原住民宗教との対立、また、征服の歴史などをツアーしてもらいました。
ツアーガイドはバスを降りる頃から、すっかり修道士と化し、衣装を着けて杖をついての演説で、熱演でした。
昼食後、修道院ないで最初のコンサートです。
ニューヨークを拠点に活躍している、ヴォーカルグループ、
A VIVA VOCEとチェンバロ、ガンバの共演でした。
The Road to Baroqueと題されたコンサートで、曲は修道院が建てられた1500年代中頃から後期の作曲家、PierreCerton、WillamByrd、HenryPurcell、ClaudioMonteverdiなどの混声歌唱曲でした。
修道院の音響とバロック楽器と声の響き。
うっとりするような午後の一時でした。
演奏終了後、演奏者と直接話ができる機会もあり、とても有意義でした。
もちろん、19日、浮世絵オープニングも宣伝して参りました。
帰路はちょっとしたハプニングもあり(さすがメキシコ)、家に戻ったのは夜9時。
それから、隣のステファニー宅で夕飯をしながらコンサートのことなど、いろいろと話、19日ティーサーブの準備などをしました。
明日はいよいよサンミゲルでのコンサートが始まります。
コメントをお書きください