秋葉原~御徒町の高架下にある「2k540」といえば、言わずと知れた、ものづくりをしている者にとっては、聖地ですよね。
憧れの場所です。
そこで、素晴らしい仲間といっしょに、忙しかったけれど、心地が良い3日間を過ごしました。お越しいただきました皆様、どうもありがとうございます。
良い景色、見ることができました。
今回お世話になりました、Studio Berrymewのオーナーから、最初に2k540のイベントでない?、と、訊かれたときに、多分、かぶり気味に「出る出る!」といったような…。
そして、参加メンバーのこと、その催事の方向性のことなど知るにつれ、奥の深い、有意義な提唱であることがわかって、私自身もその作品に思いをのせることができました。
何より、「Upcycling」という言葉。
リサイクルよりは一つ次元の違う、捨てられるもの、あきらめられてしまうもので、そのものを再生するのではなく、新しい価値観を見出す、という、行為。これはまさに、私のCutUpPoemシリーズに共通する考え方だったのです。
CutUpPoemとは、既存の詞や随筆などから、気に入った言葉やフレーズを継ぎ合せて、新しい詩を作るという、詩の一つの種類です。
板ガラスから切り取られてしまい、本来なら捨てられてしまうべきガラスの輝きに愛着を感じ、それを継いで作ったのが、私のCutUpPoem。
そんな物語が、ぴったりと当てはまった、企画でした。
ご一緒した作家の方々も、皆様、自信を持って、それぞれの道をしっかり歩んでいる方ばかりで、本当に気持ちの良い空間でした。
そして、既存の企業の方とご一緒するのも、初めての経験でした。皆様の懐の深いこと…。いろいろ見聞きしたことを、これからの私に生かせるよう、がんばらなくちゃね。
…ということで、がんばります。
今週末は、恒例になりました、「季節のおもてなし展in Nishiogi Vol.4」が、開催されます。もう4回目!
今日、搬入でした。今回は、2k540で皆様に好評いただきました、アロマランプと原点に戻って、ペンダント、CutUpPoemを出展します。さらに、また新しいUpcyclingのフュージングペンダントトップも登場です。
詳しくはギャラリーはなぶさへ。
どうぞ皆様、お誘いあわせの上、ぜひ、西荻窪の閑静な住宅街にあります、ギャラリー・アンへお越しください。31日と6月1日の両日とも午後に在廊予定です。
わたし、今夜はてるてる坊主作らなくちゃ。
お天気良くなりますように。
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