幼稚園~老人ホームまで

今年も気づけば12月も半ば。

約2週間を残すのみとなりました。

 

今年のクリスマスツリー。

赤と緑で裏表のリボンが目立つよう、金銀青のグラスボールだけ飾りました。

ちょっと地味?

 

さて、11月末から12月にかけて、「人生」を感じる音楽活動に携わりました。

11月末には音楽仲間の結婚式がありました。

あまたの結婚式に出席していますが、とても心に残る感動的なお式と披露宴でした。

お式の演奏と、披露宴でも皆で演奏のプレゼントをしました。

お友達の人生における新しい第一歩の記念すべき瞬間をご一緒できたこと、とてもうれしく思いました。

 

そして、12月に入って、幼稚園のクリスマス演奏会。

子供の屈託のない表情や、思いがけない反応に、思いがけずこちらも演奏しながら引き込まれ、子供の自然な能力に可能性の美しさをみました。

いつものことながら、幼稚園を出るころにはこちらが元気をもらっているようでした。

先週末は、介護老人ホームのクリスマス会。

ご老人たちがオーケストラと一緒に歌えるような曲も演奏しました。

一緒に歌う方、ゆっくりだけど、体でリズムをとる方などもいらして、音楽が伝わったのではないかと感じることができました。

 

…、と、人生のいろいろな瞬間に音楽でかかわったここ数週間。

それぞれの場面で言葉で言い表すことができない気持ちを、音楽で伝えることができる心地よさを感じ、自分の人生の節目にもいつもそんな気持ち持ち続けたい、と思いました。

 

さて、12月初めには久しぶりに歌舞伎の観劇でした。

前出のイタリア在住のお友達と、歌舞伎大好きお友達3人でゆっくりギャラリーも観てお茶もして、豊かな午後のひと時でした。

ギャラリーでは「歌舞伎は旅する大使館」展でした。

歌舞伎の海外ツアーに携わるいろいろが展示されていて、とても興味深かったです。

前に住んでいたメキシコには3度もツアーをしていて、モンテレーでも公演されていることにびっくり。しかも、その会場、演奏会で弾いたことのあるところじゃない…、と、驚き。

ギャラリーから劇場へ向かう途中には小川三知のステンドグラス作品が展示されています。大正15年に製作された「国姓爺合戦」のステンドグラスです。

そして、演目は「鳴神不動北山櫻」通し狂言でした。
もちろん通しで観るのは初めてで、なるほど、納得でした。

劇中には、常識や哲学、宗教、道徳、といったものが盛りだくさん。もちろん、美や形、音楽、驚き、といった楽しいものいっぱいです。

きっと、当時はこういう芝居から、社会通念などを学び、さらには情報の発信源としてほんとうに大事なものだったのだろうな…、と、思いました。

玉三郎さま、美しかった。つくづく思ったことは、とにかく歌舞伎もっと見なくちゃな…、知らないこといっぱいで興味津々。日本人だからね。



さ、いよいよ来週はクリスマス。

みなさま、風邪をひいたりしないよう、暖かくして、お過ごしください。


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コメント: 2
  • #1

    松本幸子 (金曜日, 19 12月 2014 00:34)

    素敵な日常で、羨ましい限りです。
    お元気でお過ごしで何よりです♪

    私も変わりなくおりますが、体調(コレステロール多め)整えていましたら、唯一の接点のお店がご無沙汰気味なのです。

  • #2

    はなぶさ日本屋 (金曜日, 19 12月 2014 21:08)

    幸子さま
    ご無沙汰しています。
    コメントありがとうございます。

    私も最近行っていないんですよ。
    お時間あるときにでも、おしゃべりしたいですね。