新しい季節

昨日までの春の嵐でかなりさくらも散ってしまったようですが、いつものようにこちらはまだ少し楽しめそうです。

やっと青空のさくらを見ることができましたね。

 

先週末の清水公園のさくらはまさに満開。

肌寒いねずみ色の空を埋め尽くすように咲き誇っていました。


ももの花も綺麗に咲きそろい、つばきも花をつけだしました。

そして、我が家では母の形見のつばきも花をたくさんつけ、玄関を彩ってくれています。

 

毎年思う。新しい季節を迎える木々や花々の静かで逞しい力。

母が逝っても木は残り、母のことを見続けた木々は今は毎年私たちを見ているということ。

 

もちろんどの季節でもそのことは起こっているわけだし、その度に感じるけれども、やはり、この若葉の頃には印象が深く、毎日毎時気づきます。

 

うぐいすの親子が鳴き声の練習をしていました。

なんだか、久しぶりに聴いたような気がします。

一昨年は、聴けなかったんですよね。

去年は?覚えていないな・・・。うぐいすの声は聞いたけれど、あの、親子の特訓は聴けなかったような気がします。

聴いているうちに子供うぐいすはだんだんと上手になっていって、成長速いなー、と感心しきりでした。

 

さあ、季節の移ろいは本当に速く、うぐいすの子供のつもりでも、あっという間にここまで来ちゃったわけですから、丁寧に暮らしましょ。

五月人形が出ました。小さな一刀彫の鎧兜です。

若葉の季節をひととき彩ってくれることでしょう。

そして、4月の第一弾はチューリップです。

かわいいでしょ?

 

ギャラリーはなぶさにてぜひご覧ください。